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長野市在住。妻と子供2人(20歳息子、12歳娘)、オス犬(パピヨン)1匹の5人家族です。
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2008年05月26日

NYからLAまでバスの旅 その2

3月17日の午後、セントルイスを発って次に向かうのはアリゾナ州のフラッグスタッフという町です。

セントルイスからバスで30時間ほど、19日の早朝5時前にフラッグスタッフに到着しました。フラッグ
スタッフからグランドキャニオンまでは車で1時間くらいの距離にあります。

NYからLAまでは、NYのバスターミナルで出会ったスウェーデン人の男子学生(スティーブ)と一緒の
旅です。

彼の提案で、グランドキャニオンへ向かう方面の大通りでヒッチハイクをすることにしました。

交通量もかなり多いし、キャデラックのようなアメリカ車ならバックパックの若者2人を乗せてもゆったり
しているのですぐに乗せてくれる車は見つかるだろうと気軽に考えていましたが、なかなかとまって
もらえません。

朝5時から3時間、グランドキャニオンで地層の調査をしている方がわれわれをトラックでグランドキャニ
オンまで乗せていってくれました。

グランドキャニオンにはなんとか着いたものの、心配は帰りのヒッチハイク。普通のツアーに途中から
参加、というわけにもゆかず、なんとか明るいうちにフラッグスタッフに戻らなければなりません。

グランドキャニオンの見学はそこそこに、帰りのヒッチハイクを11時から始めました。

行きと同様、なかなかとまってくれませんが、午後1時過ぎ日本製の軽自動車にのった老夫婦が止まって
くれました。

我々2人は軽自動車の後部座席でバックパックをかかえながら、頭を横にねじってフラッグスタッフに
たどり着きました。

あてにしていた大きな車のアメリカ人は我々には見向きもせず、助けてくれたのは軽自動車の老夫婦
や仕事に行くトラックの方たちなどさほど裕福ではない方たちでした。

アメリカ人のやさしさと冷たさを実感できた一日でした。

フラッグスタッフについて、老夫婦にお礼をいい、カフェで遅いランチを食べたのは3時頃でした。朝から
何も食べていなかったので、このときの安ど感は忘れられません。


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