ニューヨークからLAまでバスの旅

kuboken

2008年05月23日 20:26

1981年2月15日から50日間、アメリカ中をバスで旅した記録を書いています。

3月2日から2週間、ニューヨークで過ごしたことはニューヨーク滞在記として別に
まとめます。

3月16日にニューヨークを発ち、5~6日間かけてロスアンゼルスに向かいます。

今でもあるかわかりませんが、旅行者向けの格安パスがあってアメリカ国内の2都市
を最短距離で行けば途中下車は何度でもOKでした。

東海岸のニューヨークから西海岸のLAまでバスに乗り続けても72時間かかります。

まずは、セントルイスまでほぼ1日かけて移動です。ちょうど、NYのバスターミナルで
スエーデンから来ている同い年の青年と出会い、LAまで一緒に行動することにしまし
た。

まる1日バスに揺られ、翌3月17日の朝、セントルイスに到着しました。

西部開拓時代、セントルイスは西部への出発地点として栄えたところだそうです。

ミシシッピ川のたもとに、大きなアーチ状のタワーがあったのを覚えています。
マクドナルドのMのマークを半分にしたような大きなアーチで、中を上まで登ることが
できました。

たぶん、このアーチが西部への出発地点、という意味があったのではないかと
思います。

また、トムソーヤの冒険は、作者のマークトウェインがセントルイス近郊ですごした
少年時代がベースになっており、ミシシッピ川にはマークトウェイン号という蒸気船
が走っていました。

まさに、古き良きアメリカがここにあります。

ミシシッピ川のほとりでのんびり過ごし、次なる都市にむけてバスで出発しました。



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